RISC-Vの可能性
SiFive and BrainChip Partner to Demo IP Compatibility(EETIMES)の記事から。
SiFiveはRISC-VベースのプロセッサIPベンダ。BrainChipはNPU (Neuromorphic Proccing Unit)を開発中のスタートアップ。今回はチップ間の結合ではなく、両者のIP を連携させることを実証したという。
BrainChipのNPUは車載などのエッジで、カメラ画像やドライバ音声などの認識を担う。小規模では単体で動作できるが、大規模になるとホストプロセッサが必要となる。ここにSiFiveのRISC-V IPを適用した。NPUはAIアクセラレータの位置づけ。
RISC-Vは当初から組み込み向けを主戦場としてエコシステム構築を進めている。今回AIアクセラレータとの親和性を実証したことにより、その普及に弾みをつけたいところだろう。