IntelがOptane Memoryから撤退
Intel kills off Optane Memory, writes off $559 million inventory (DCD)より。
Optane Memory は、Intelの3D X-point技術を採用した不揮発性メモリの一種であり、DRAMよりも遅いが大容量でかつ不揮発という特徴をもつ。DRAMの進化が止まる中で、次世代メモリとして期待されていた。
IntelはこのOptane Memory事業から撤退し、$560Mの減損を計上すると発表した。2015年にMicronと共同で技術開発、事業化したが、2020年にはOptanae Memoryを用いたSSD事業をSK Hynixに売却。今回、完全撤退となる。
DRAMより遅いが大容量・不揮発という特徴を活かすことができるキラーアプリケーションがみつからず、エコシステムが拡大できなかったのも要因だろう。
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