Disaggregated Memoryの使い方

MICROSOFT AZURE BLAZES THE DISAGGREGATED MEMORY TRAIL WITH ZNUMA (NEXT PLATFORM)より。

汎用サーバにおいて、もっとも高価な構成要素の一つがメモリである。メモリの要件は大別すると容量とメモリバンド幅があげられるが、この両者はなかなか両立しない。フォンノイマン型のコンピュータが発明されて以降、長年の課題となっている。CXLによるメモリプールなどDisaggregated Memoryはその問題に対する解決となるだろうか。

Microsoft Azureでは、CXLメモリプールの技術に取り組んでおり、その成果の一つがzNUMAだ。CPUの近傍に残るDRAMと、遠方にあるCXLメモリとを連携し、アプリケーションからみたメモリの最適配置を行う。

Microsoft Azure、Microsoft Research、カーネギーメロン大学の研究論文によると、約10%のDRAMを削減できることを示し、それによって大規模クラウドにおいては数億ドルのコスト削減可能性があるとのこと。

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