データセンターの電力制約の解き方
限界に近づくCPU&サーバの電力密度 Intelが出した結論とは? (Tech Target)より。
データセンターサーバー向けCPUの消費電力は、一昔前、ソケットあたり200W前後が一般的であった。継続的な多コア化と、AIやHPCのコンピューティング性能重視の流れから、300W超級のCPUも採用されるようになっている。300W級では発生する熱を抑えるため、水冷や液浸など冷やすための工夫も必要となる。
CPU側では、ワット当たりの性能を意識する。データセンター全体でみると、ワット当たりの空間=体積も考慮が求められるだろう。今後、CPUやアクセラレータ単体の消費電力効率向上とデータセンター設備としてのサーバー集約の工夫を一体的に進めることが重要と考える。