CXLメモリへの期待

THE FUTURE OF SYSTEM MEMORY IS MOSTLY CXL (NEXTP LATFORM)より。

CPUコア数の拡大ペースの維持とDRAMの容量拡大ペースの鈍化のギャップから、サーバにおけるメモリコストの相対的アップが進む。NEXT PLATFORMの試算によると、HPCサーバでは、システム全体における部品のコストはメモリ1/3、CPU 1/3となり、近年ではメモリはCPUより高価となる。一方、電力バジェットでみると、CPU 32%, メモリ 14%, 周辺機器20%, マザーボード 10%, Disk 5%の割合となる。

CPUのペースにあわせて、メモリのコストを抑えつつ容量を拡大する手法の一つとしてCXLメモリが提案されている。CPUから見て遠い場所に大容量のメモリをおくと、CPU-メモリ間の帯域とメモリ容量がトレードオフとなる。このため、CXLはCPU-メモリ間の性能を維持しつつCPUとメモリの距離を大きくする技術として位置づけられる。

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